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スマ・ブ・ラ三次創作場。オリジなうキャラクターの話し。たまに二次で、サムピトかFF6でティナ受けを描こうと思っています!

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二人の為に
FF6 エドティナマシュティナ・・・双子ティナのお話
双子誕生日

エドガー、マッシュ、お誕生日おめでとう!!!!!

ブラボー、フィガロオオオオオ!!!
(あの人達にしてあげられることはこれくらいよ。)

ティナは、自分の姿を見て苦笑した。
子供じみてるかもしれないがあの二人を喜ばせるなら、そう思うと胸が弾んだ。
気にいってくれるかしら?

今日は、フィガロ国の王エドガーとその双子の弟のマッシュの誕生日だ。
王宮では王を祝おうとてんあわんやの大騒ぎ。国の人達も久々に見れる二人の姿を心待ちにしているのだ。
長年城を離れていたマッシュも一緒なのだ。
これは盛大に行こうとお祭り騒ぎなのだ。

だが、エドガー達は、この日を静かに祝いたかったが、
国民気持ちを裏切るわけにもいかず、パーティー参加していた。
代わる代わる現れる女性たちに、マッシュはウンザリしていた。
エドガーは逆に一人一人にあいさつをしダンスを踊っている。

(早くこんな服脱ぎたい)

久々の礼装にマッシュは、肩を懲りそうになる。
そして、パーティーの参加者の中からある女性を探していた



(ティナは?)



ティナは、彼ら強打の仲間であり・・・大事な恋人でも会った。
エドガーはティナを好き、マッシュもティナが好き
そして、ティナは二人を愛していた。
最近では三人で行動することが多くなった。
なのに、今日は彼女の姿を一度も見なかった。

(怒ってるのか?)

今日一日客がおしかけ忙しく三人ともバラバラで行動していた。

(くそっ)

攻めて日付が変わる前に会いたい、
そして・・・抱きしめたい

ぎゅっと拳を作ると突然ガウの顔が見えて慌てて離れた

「ガ、ガウ!?」
「こっち!」

ガウは、マッシュの返事も待たず腕を引っ張りパーティー会場からマッシュを連れだした。







(ん?マッシュの姿が見えない)

エドガーは、女性達にに囲まれながら、弟の姿を探した。

(逃げたかな?)

エドガーは苦笑した。マッシュはこのようなところは苦手だ、逃げ出すのも無理はない。
だが、今日は自分も何もかも捨てt逃げ出したかった。

ティナに会いたいのに・・・目の前にいるのは別の女性ばかり。

(だが追い返すのは失礼だ)

エドガーは、笑顔を作り女性の一人一人にあいさつをし、ダンスをした。
だあ、心はティナの方へと向いている。

そんな時だった

「一曲お願いできますか?」
「えぇ、もちろ・・・・」

ぎょっとした。
そこにいたのはドレスを着たセリスだった。

「せ、セリス・・・」

「良いから、踊って」

エドガーはセリスの手を取り踊り始める。
そして、リードはセリスがとっていた。
くるくると優雅に踊りそしてカーテンの後ろに彼を連れ込んだ。

「いったい何の真似だ?」
「いいから、ゴゴ」

ひょこっとその場にエドガーが・・・いや、エドガーをまねたゴゴが立っていた。
エドガーは、ぽかーんとした。
一体何が起きているのだろう?

「いい、エドガー、今すぐこの場所に行って」

セリスは走り書きした一枚の紙を手渡した。

「え?だが・・」
「あとは私とゴゴに任せて。・・・・・・・ティナに会いたいんでしょう?」




どくん




ティナの名前を聞いただけで胸が跳ね上がった。
会えるのか?
ティナに?

「早く!マッシュも向かってるから」
「・・・恩に着るよ」

エドガーは誰にも見られないようにカーテンから出て、薄暗い廊下を走り出した
セリスは、ため息をついてゴゴを見た。

「お願いね」

ゴゴはニコリと笑い、うなづいた。




「兄貴!」
「マッシュ!」
二人が部屋の前までたどり着いたのはほぼ同時だった。
ガウは、それを見届けるとさっさと二人を残してほかの場所へと向かった。

「兄貴、これはいったい」
「ティナが待ってるらしい」

二人は扉を見つめた。
ティナ専用の部屋だ。

「・・・入るぞ」

エドガーが軽くノックをすると中からティナの声が聞こえた。
あぁ、一日聞かなかっただけなのに胸が熱くなる。
そっとドアを開けると月明かりが部屋の中を照らしている。
ベッドには一つの影。そう・・・ティナが座っていた。

真っ白いドレスをまとい、そして首には金と青のリボンを蝶結びにしていた。

「ティナ・・・」

ごくりとどちらかもわからないが息をのむ音がした。
月明かりが彼女を照らし肌が透けてるようにも見えた。

「二人とも、やっと来たね・・・」

ティナがすっと立ち上がり二人に近づく。

「ティナ、これはいったい」

「あのね・・・プレゼント用意できなかったの」

ティナがポツリとしゃべる

「え?」
「・・・・いっぱい考えてたの何あげようか・・・・
でも迷てたら買えなくて・・・」

ティナは頬を染め結んだリボンに指を当てた



「だから・・・二人に私をあげるね・・・・受け取って・・・ください」

エドガーは硬直しマッシュも真っ赤になってティナを見ている。
近会入れ知恵するのはロックかセッツァーあたりだろう。
ティナは困ったように二人を見ている。
ふと、エドガーが微笑みティナを抱き寄せた。
「ありがとうティナ」
「え、エドガー・・・」
「あー!兄貴ズリー!!」
そう言ってマッシュも混ざる
「ティナありがとな!!」
「マッシュ・・・・」

ティナは、微笑み二人を優しく抱きしめ・・・






「お誕生日おめでとう、エドガー、マッシュ」














FIN

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