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スマ・ブ・ラ三次創作場。オリジなうキャラクターの話し。たまに二次で、サムピトかFF6でティナ受けを描こうと思っています!

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愛を永遠に
カネヤシです

急に忙しくなったカネーラに何が?

シリアス・甘々
「え?カネーラさんもう帰っちゃったんですか!?」
ヤシロはがっかりした顔でヴァイニージャと会話してた。
ここ一か月ろくに会っていなかった。電話をせいても留守番電話が対応し
たまに出ても今度話そうというばかりだった。
(・・・嫌いになったのかな?私の事・・・)
不安な一か月が過ぎた。そして、彼女は腹を決め自分から店に押しかけてみたのだが
彼の姿はそこにはなかった。

「なんかぁ、最近バイトを掛け持ちしてるみたいですぅ」
「バイトを?」
「えぇ、なんか夜から休みの日までかなり働いてるみたいですぅ」
「そんなに!?」
「はい~、だから顔色かなり悪かったですぅ~」

それは心配だ。
彼はたまに無茶をする。
それで倒れなければいいのだが。

そんな話をしている遠くからエラードが慌ててコートを持って飛び出てきた。
常に冷静な彼の姿からは考え付かない行動だった

「店長~?どうかしたんですかぁ?」






「カネーラが車に轢かれたっ!!」







ヤシロの周りから音が消えた





(え?)





ハンドバックを落とし中身がちらばってしまったがそんなことも気にならない。
目の前ではエラードとヴァイニージャが話し合っている
目の前がモノクロの世界に変わる
頭ががんがんと音を立てている中、ぐるぐるとカネーラと車と轢かれたの単語だけが回っている
そして最後に浮かぶのは彼の優しい笑顔

「俺が行く、いいか?ほかのメンバーには動揺せずいつも通り仕事を続けろといってくれ。
時期オーナーがこっちへ来る」
「は、はい!」
ホントはヴァイニージャも行きたいのだろう。彼女はカネーラになついている。
だが、彼女は我慢しほかのメンバーに指示を出している。
「ヤシロ、お前は」


「行きます」









「あぁ、エラードはん!ヤシロちゃん!」
顔を真っ青にしたメレンゲが手術室の前にある椅子に座っていた
泣いていたのだろう、化粧が崩れ鼻は真っ赤になっている
「メレンゲさん、カネーラは?」
「わからん・・せやけど・・かなり危ないって・・・どないしよっ・・・あたい・・・」
そういうとメレンゲはまた泣き出してしまった。
ヤシロは今すぐにでも倒れたかった。
だが、我慢しメレンゲを椅子に座らせた。
「大丈夫・・・大丈夫ですよ・・・きっと大丈夫ですから」
「ヤシロちゃん・・・」
「カネーラさんなら大丈夫です・・・・きっと大丈夫・・・」
これはメレンゲに言い聞かせてるのか自分に言い聞かせてるのかもう彼女にはわからなかった。

刑事もきて大体の話しw聞かせてくれたがヤシロの耳には入ってこなかった。
運転していた男はどうやら飲酒運転だったらしくカネーラが道を渡ってる最中に彼に突っ込んだ。
そこから先はもう聞こえなかった。



手術中のライトが点滅したのが見えたから








「・・・・あたっ・・・たっ・・・・」
カネーラが目を覚ました時自分がどこにいるのかわからなかった。
デジタル時計のカレンダーを見て日付を確認した。伊湖の日から丸二日は、たっていた。
(俺はカネーラ、兄貴はメレンゲ、恋人はヤシロ・・・・記憶は大丈夫みたいやな)
思わず考え付いたのがそれで思わず吹きだしそうになったが傷に響き子を漏らした。
「カネーラさん?」
薄暗い部屋から声が聞こえた。うめく声に反応したのだろう。
ヤシロは慌ててカネーラのベッドに近づいた。

あぁ、俺生きてるみたいだ・・・

「・・・・・・あかん、俺やっぱ天国に来てしもうた?」
すこし冗談を交え自分の子を覗き込む恋人の頬を撫でた。
「こんなに可愛い天使が迎えてくれるんやから」
「っ・・・カネーラさん!!!」
ヤシロは彼の腕の中に飛び込んだ。着ずに方法響いたがカネーラはしっかり抱きとめた。
ヤシロは何度も何度も彼の顔を確かめた。少々顔色が悪いが彼は生きている

それを確認すると今まで溜めてきたものをすべて吐き出すかのように泣き出した。
その泣き声を聞きつけ外にいたメレンゲたちが中へ飛び込み目の前の光景を見てほっとした
わーわーと泣いてるヤシロを優しく抱きしめている彼がいた





数日後、刑事の事情聴取を病室で終わらせた。彼らが帰るのと入れ替わりにヤシロが入ってきた。
彼らは彼女にお幸せにと声をかけたがヤシロにはさっぱりだった。
「カネーラさん!」
「おう、ヤシロ・・・」
笑顔を浮かべヤシロを見ている。
まだ、退院はできない。だが日に日に元気になっていくのがわかった。
「カネーラさん、刑事さん今日はなんでここに?」
「ん?まぁ、事情聴取と俺の物返しに来てくれたんだが・・・・・」
そこまで言うと口ごもった。
「どうか、したんですか?まさか、何か大事なものがなくなってたとか・・・」
「いや・・・あるにはあるんだが・・・」

そう言ってごそごそと引き出しの中から壊れた小箱をヤシロに渡した

「これ・・・って・・・」

ヤシロは箱を開けると中には形の歪んだ指輪が入っていた。
蒼いバラをモチーフにした可愛らしい指輪だったのだろう。
だが鼻にちりばめられた宝石はいくつかとれていた。

「・・・・・・ずっとプロポーズしようと思ってたんよ」
「!」
「だから、ここ一か月ちと無茶なバイトをして・・・な・・・うん」
歯切れの悪そうに言う彼。
驚きのあまりヤシロは声が出なかった。
「それ・・・オーダーメイドだから・・・時間かかってな・・・すまん・・・」
申し訳なさそうに言う彼にヤシロは抱きついた
「や、ヤシロ」
「・・・ありがとう、カネーラさんっ・・・」

きっとこの指輪が彼の命を守ったのだ。


「ヤシロ・・・俺と一緒になる気はないか?」
彼女はぱっと顔をあげた
「答えは待つから・・・・・・な?」

そう言って二人の唇は重なった






FIN



ぐあっ、は、恥ずかしい^q^q^
私にプロポーズ話なんて無理なんだよ^q^

毎度のことながらgdgdですみませんでしたー!!

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