[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
頼りになる幼馴染
シロップとメイプルの話し
二人は恋人ではなく幼馴染です←ここ重要
二人は恋人ではなく幼馴染です←ここ重要
「メェェェイィィィプゥゥゥルゥゥゥゥ!!!」
この怒りに任せてなんでも破壊できそうな声が聞こえた。
メイプルは、可愛い愛犬達を引き連れてどこかへ逃げようとしたが
その前にシロップの腕が伸びてきて彼の首根っこをつかんだ。
メイプルはシロップの上司なのだが、よく仕事をさぼることで彼女を怒らせていた。
今日もスケジュールが詰まっているのに、と彼女は思いながら彼の体を引きずった。
「捕まえたぞ!メイプル!!」
「いやん!もっともっと強く!」
喜んだ顔を見て余計怒りがわきあがりそうになる
(だめだ、ここで怒ったらドMの思い通りだ)
そう思いつつ、わざとゆっくり歩き引きずったのだ
「やだやだ!シロップもっと強く!!っは、これがいわゆる焦らしプレイか!」
「黙れ!仕事に行くぞ!」
だが、強く引っ張れない原因はそれだけではなかった。
先ほどから体がだるい。
それどころか頭も半分ボーっとしていた。
足元もふらふらする
(完全に風邪だ)
「シロップどうかしたのか?」
メイプルが真剣な顔をして聞いてくる
「いや・・・なんでもない」
「嘘だね。また休暇を取らず仕事をしたんでしょ!」
こういうときだけ鋭い自分の上司に思わずため息が出た。
幼馴染という関係もあってか、彼女の体調の変化に気付くのも早かった
「貴様がサボるからその分の仕事を穴埋めしてたんだろうが」
「だめだよ~人のせいにしちゃ!」
「お前なっ・・・っ・・」
がくんっと足の力が抜け彼女は地面に座り込んだ、ひどいめまいがしている
「ほら、これ飲んで」
「断る・・・それを飲んだら・・・・ん・・・ぐ・・・」
メイプルは、嫌がる彼女の口に薬を放り込んだ。
即効性の風邪薬のようなもんだ。
飲み込んだのを見ると彼女は睡魔に襲われメイプルの腕の中で意識を徐々に失っていった。
「はい、おやすみなさい」
悪戯っぽい笑みを浮かべるメイプルを最後に彼女は深い眠りへとついた。
起きているときには想像もつかない可愛い寝顔にメイプルは満足した。
「これ、幼馴染の特権だよな~」
そうつぶやき彼女を抱えベッドへと連れて行った。
「ん・・・」
彼女が目を覚ました時はもう夕刻だった
(・・・・あぁ、またスケジュールの調整をしないと)
そう思いながらゆっくり起き上がると体の上に何か乗っていた。
(メイプル・・・)
ずっと彼女の看病をしていて疲れて眠りこけたらしくすやうやと子供のような寝顔を浮かべていた。
周りでは愛犬達も一緒に床で寝ていたが彼女が起きたのを見ると尻尾を振っていた。
「しー・・・」
シロップは慌てて犬たちにほえないよう指示をした。
そいて、かわいい幼馴染の顔を見た。
「・・・まったく・・」
普段はぼけーとしたりし音をサボたりだが、いざとなったら一番頼りになる奴だとしみじみ思ていた。
優しく頭をなでると一瞬もぞもぞと動いた。
「叩いてください」
寝言だ。
一瞬殴ってやろうかと思ったがそんな気力もなく彼女は、体を曲げそっと頬にキスをした。
「ありがとう、メイプル」
お前ほど頼りになる幼馴染はいないよ
だけど、もうちょっと仕事をしてくれよ。
断るといわれそうだけどな
END
この怒りに任せてなんでも破壊できそうな声が聞こえた。
メイプルは、可愛い愛犬達を引き連れてどこかへ逃げようとしたが
その前にシロップの腕が伸びてきて彼の首根っこをつかんだ。
メイプルはシロップの上司なのだが、よく仕事をさぼることで彼女を怒らせていた。
今日もスケジュールが詰まっているのに、と彼女は思いながら彼の体を引きずった。
「捕まえたぞ!メイプル!!」
「いやん!もっともっと強く!」
喜んだ顔を見て余計怒りがわきあがりそうになる
(だめだ、ここで怒ったらドMの思い通りだ)
そう思いつつ、わざとゆっくり歩き引きずったのだ
「やだやだ!シロップもっと強く!!っは、これがいわゆる焦らしプレイか!」
「黙れ!仕事に行くぞ!」
だが、強く引っ張れない原因はそれだけではなかった。
先ほどから体がだるい。
それどころか頭も半分ボーっとしていた。
足元もふらふらする
(完全に風邪だ)
「シロップどうかしたのか?」
メイプルが真剣な顔をして聞いてくる
「いや・・・なんでもない」
「嘘だね。また休暇を取らず仕事をしたんでしょ!」
こういうときだけ鋭い自分の上司に思わずため息が出た。
幼馴染という関係もあってか、彼女の体調の変化に気付くのも早かった
「貴様がサボるからその分の仕事を穴埋めしてたんだろうが」
「だめだよ~人のせいにしちゃ!」
「お前なっ・・・っ・・」
がくんっと足の力が抜け彼女は地面に座り込んだ、ひどいめまいがしている
「ほら、これ飲んで」
「断る・・・それを飲んだら・・・・ん・・・ぐ・・・」
メイプルは、嫌がる彼女の口に薬を放り込んだ。
即効性の風邪薬のようなもんだ。
飲み込んだのを見ると彼女は睡魔に襲われメイプルの腕の中で意識を徐々に失っていった。
「はい、おやすみなさい」
悪戯っぽい笑みを浮かべるメイプルを最後に彼女は深い眠りへとついた。
起きているときには想像もつかない可愛い寝顔にメイプルは満足した。
「これ、幼馴染の特権だよな~」
そうつぶやき彼女を抱えベッドへと連れて行った。
「ん・・・」
彼女が目を覚ました時はもう夕刻だった
(・・・・あぁ、またスケジュールの調整をしないと)
そう思いながらゆっくり起き上がると体の上に何か乗っていた。
(メイプル・・・)
ずっと彼女の看病をしていて疲れて眠りこけたらしくすやうやと子供のような寝顔を浮かべていた。
周りでは愛犬達も一緒に床で寝ていたが彼女が起きたのを見ると尻尾を振っていた。
「しー・・・」
シロップは慌てて犬たちにほえないよう指示をした。
そいて、かわいい幼馴染の顔を見た。
「・・・まったく・・」
普段はぼけーとしたりし音をサボたりだが、いざとなったら一番頼りになる奴だとしみじみ思ていた。
優しく頭をなでると一瞬もぞもぞと動いた。
「叩いてください」
寝言だ。
一瞬殴ってやろうかと思ったがそんな気力もなく彼女は、体を曲げそっと頬にキスをした。
「ありがとう、メイプル」
お前ほど頼りになる幼馴染はいないよ
だけど、もうちょっと仕事をしてくれよ。
断るといわれそうだけどな
END
PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
♥ヴェル♥
性別:
女性
職業:
大学卒業間近
自己紹介:
一応腐ってます
ブログ内検索
最古記事
(08/11)
(08/11)
(08/11)
(08/12)
(08/12)
P R
アクセス解析
カウンター
カウンター