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スマ・ブ・ラ三次創作場。オリジなうキャラクターの話し。たまに二次で、サムピトかFF6でティナ受けを描こうと思っています!

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会いたくなったから
フレビナ
ビーナがまだマスカレードにいるころ
GDGDすぎた^q^
暗闇の中、あの男が倒れるのを見た
太陽の髪を血で赤く染め上げて、空のような眼は濁りを見せた





飛び起きるとそこは私の部屋。
コアが騒々しいくらい鳴っている。
アンドロイドが夢を見るなんて笑止と思われるが・・・こんな夢見たくなかった

なぜかは、わからないが


「会いに行くか・・・」


午前零時、レディは眠っている
マスクを置いていけば邪魔が入らない




夜の街を駆け抜けた







着いたのは宇宙警察署。
ここから奴の所持している私のお守り・・・発信機入りのお守り袋の電波を感じた。
こんな時間まで仕事をしているのか・・・・
ここにいるなら奴は無事だろう、任務は終了のはずなのに


何故こんなに会いたいのだ?


出てきた警官がちょうど私の体型に似ていた。
近くの植木につれこみ、気絶させその服をかりた
これなら中に入っても目立つまい






だが途中で気絶した男を発見され署内で大騒ぎになった
なるべく人目を避け廊下を走り回った。

「っく・・・油断した」

このまま壁に穴を開けて外に出てしまおう・・・
頭ではそう考えるのに目は奴を探している

なんでだ?なんで??

こんなことはじめてだ・・・


そう思っているといきなり腕をひかれ近くの部屋に連れこまれた
(しまった!!)
時はすでに遅し。
そのまま私の体はロッカーの中へと閉じ込められた。

「ここにいてくれ」
「!」

「おい、フレイマ!ここに侵入者が来なかったか?」
「いや?ロッカーも探したけどいなかったよ」
「そうか」

去っていく足音。閉まる扉に、かかる鍵の音
そして、ロッカーの扉が開いた

「やぁ、可愛い侵入者さん」
「・・・フレイマ・・・」

コアが跳ね上がる。なんでか知らないが奴に会えてコアが騒ぎ出している

「何やってるんだい?自首かい?」
「お前に会いに来ただけだ」
そう答えると奴は驚いたような顔をした。
「敵である俺に?何故?」
「・・・夢を見たんだ」
「夢?」
「お前が殺される夢」
「ありゃ・・・」
フレイマは苦笑した。
まさか自分が死ぬ夢だとは思わなかったらしいな

「・・・夢でよかった」

自然とその言葉が出てきた。

「・・・ありがとう、心配してくれたんだね」
微笑む彼を見てまたコアが高鳴る

わからない・・・わからない・・なんだこれは・・・なにかを感じる・・・

だがこの感情がわからない

「ビーナ、その服は・・」
「あ、あぁ、気絶させた奴からな・・・返す」

そう言って私はジャケットを脱ぎシャツに手を描けた

「わわわ、待って待って、なにも俺が見てる前で・・・」
「?何がおかしい?」
「後ろむいてるから」

くるりと私に背を向けた
おかしな奴だ・・・
しゅるりと衣服を脱ぎすて隠し持っていた服を着る
「もういいぞ」
「・・・うん、こっちの方がよく似合う」
そう言って笑う
「これは・・・返す」
そう言って着ていた服を渡した。
「・・・次はお守りを取りに来る」
何度そう言っただろう。
来るたび取り返すことができない
いや・・・わざとおいて行っている・・・彼と会う口実の為に・・・

「待ってるよ、ビーナ」
「・・・あぁ・・・」

私は窓から抜け出しふと部屋の中を見た。


太陽のような髪、空のような青い眼・・・


私の 「  」 な・・・・


「また来るよ」




私は夜の街を駆け抜けた



FIN

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