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スマ・ブ・ラ三次創作場。オリジなうキャラクターの話し。たまに二次で、サムピトかFF6でティナ受けを描こうと思っています!

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ゴーグル
エラードの宇宙警察時代の話し
シリアス風味
爬虫類系の人種父と人間だった母との間に生まれた俺はハーフとして生まれる。それは当たり前の事だ。
瞳孔が横長なのが証拠だ。
俺の異母弟は普通に生まれただけでも幸いした、
差別されない方が幸せだ。

廊下を歩くたびに向けられる視線は様々だ、とくに興味と気味悪がる視線はわかりやすい。
ひっしで入隊したここでも俺を忌み嫌うものはいる。
だが気にしていたらきりがない・・・・だが・・・・心に痛みが走る

「ガジェータさん!!また大事な書類を紙飛行機にして!!」
「おやおや、エラードそんなに怒るなよ、こんなの大事じゃないよ」

のほほんと笑う目の前の上司に俺は脱力する。
上のコネで20という若さでトップのメンバーになった男。

ガジェータ・ディ・ポストレ

嫌いなタイプだ。父親が権力を持っているので今の地位にいる男。
努力しても届かないやつらを踏みにじる非道な行為だと俺は思う。
この人の後始末は大変なものだ。仕事に真面目なくせにピークが来るとさぼる癖がでる。

「とにかく俺が起こられるから仕事してください!!」
「ははは。わかったわかった、そう怒るなよ」
「あーもうー・・・・」

ふと、彼の目が俺の目と合った

「・・・なんですか」
「いや、すまない・・・赤と青の綺麗な目だと思ってな」
「・・・気持ち悪いです」
「おいおいおいおい俺にそんな趣味はないよ」

けらけらとガジェータさんが笑った

綺麗?

俺の目が?

差別される原因のこの目が?


「君は嫌いかい?」
「えぇ、嫌いです・・・差別されるので・・・」
「ふむ・・・それは・・・」
同情されるのも嫌だけどな

「警察署内でも差別があるのは痛ましい。」
「・・・口では差別するなと言ってるやつがするんですからね」
「ふむ・・・」


「あなたにそんな俺たちハーフやクオーターの気持ちがわかるわけないでしょう?」

つい・・・言ってしまった
ガジェータさんは、じっと俺を見て苦笑した

「俺だって差別されてるんだよ、一応」
「え?」
「俺のトップ入りが同期の奴らには気に入らなくてね、なんど陰口をたたかれたか
父をトップに持つことはうれしくないといつも思っているよ」

あまりにもあっけらかんと言われるので何も言えなかった
だけど・・・俺だって差別していたのだ・・・
この人を・・・

恥ずかしくなった

「・・・すみません」

何に対してなのか自分でもわからない
でも・・・・

「あはは、気にしなくていいよ。俺は気にしてないしね。」
そういって彼は引出から色つきのゴーグルを出してきた。
「これは・・・」
「いやね、いらなければ捨てればいいさ。まぁ目立つかもしれないが」
苦笑しながら渡してきたゴーグル俺は受け取った
「これだけは言うよ、自分の中に流れている血に誇りを持ちなさい」
「・・・ガジェータさん」
「素晴らしいじゃないか。種族の違う者同士が絆を結んでいるんだ。”平和”みたいだと俺は思う。
誇りゴーグルで隠してしまうかもしれない。だけど、いつかそれを外せる日が来るよ」

俺はゴーグルをした。
ぴったりとサイズの合う子のゴーグルはのち、この人が俺のためだけにつくったものだと知った




ずっと仕えよう



この人を・・・




この人の部下であることを誇りにおもう


FIN

gdgdになってしまった

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